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 暑すぎる――。名古屋市で3日、統計開始以来初めて気温が40度を超え、最高気温の全国上位の大半を東海地方が占めた。熱波を受けて、行楽客が集まるテーマパークや動物園も熱中症対策に力を入れる。専門家は「水分と塩分の補給を忘れないで」と呼びかける。

 気温40度は未知の世界だった。最高気温40・3度を観測した名古屋市では3日午後、涼を求める人の姿が街のあちこちで見られた。

 「ひざから下が燃えるようでかなわん」

 名古屋中心部・栄の公園。自営業鈴木光子さん(75)が噴水近くでぼやいた。この日は、照り返しがきつく、ビル群を避けて冷房の利いた地下街を歩いてきた。

 ビルから出てきた広告会社員の男性(59)はワイシャツを腕まくり。ペットボトルを3本バッグに入れた。営業で暑さは慣れているつもりだったが、「この暑さは初めて。この年になるときつい」。苦笑いしつつ、酷暑の街へ踏み出した。

 夕方になっても暑さは引かない。名古屋市中村区のかき氷店は行列が伸びていた。名東区の大学生近藤亜美さん(23)は、友人と1時間以上並んだ。

 「汗が止まらず自分が溶けちゃいそう。並んでいる時は一言も交わさず、省エネモードでした」と笑う。

 一口目を食べた2人は思わず「…

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