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 6日午前に広島市で開かれた平和記念式典で、子どもたち代表が読み上げた「平和への誓い」は次の通り。

      ◇

人間は、美しいものをつくることができます。

人々を助け、笑顔にすることができます。

しかし、恐ろしいものをつくってしまうのも人間です。

昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。

原子爆弾の投下によって、街は焼け、たくさんの命が奪われました。

「助けて」と、泣き叫びながら倒れている子ども。

「うちの息子はどこ」と、捜し続けるお父さんやお母さん。

「骨をもいでください」と頼む人は、皮膚が垂れ下がり、腕の肉が無い姿でした。

広島は、赤と黒だけの世界になったのです。

73年が経ち、私たちに残されたのは、

血がべっとりついた少女のワンピース、焼けた壁に記された伝言。

そして今もなお、遺骨の無いお墓の前で静かに手を合わせる人。

広島に残る遺品に思いを寄せ、今でも苦しみ続ける人々の話に耳を傾け、

今、私たちは、強く平和を願います。

平和とは、自然に笑顔になれること。

平和とは、人も自分も幸せであること。

平和とは、夢や希望をもてる未来があること。

苦しみや憎しみを乗り越え、平和な未来をつくろうと懸命に生きてきた広島の人々。

その平和への思いをつないでいく私たち。

平和をつくることは、難しいことではありません。

私たちは無力ではないのです。

平和への思いを折り鶴に込めて、世界の人々へ届けます。

73年前の事実を、被爆者の思いを、

私たちが学んで心に感じたことを、伝える伝承者になります。

平成30年(2018年)8月6日

こども代表

広島市立牛田小学校6年 新開美織(みおり)

広島市立五日市東小学校6年 米広優陽(ゆうひ)