北戴河=冨名腰隆
権力集中を進め、強固な権威を築いてきた中国の習近平(シーチンピン)国家主席の周辺がにわかに騒がしくなってきた。習氏への過剰な礼賛が続く状況に個人崇拝との批判が噴出。不満の拡大を懸念し、共産党は一部の政治宣伝を抑制するなどの対応に入った。内外の課題処理に手間取り、側近の手腕を疑問視する声も出ている。
中国共産党の指導部や長老らは毎年夏、河北省の避暑地、北戴河に集まり重要案件を非公式に議論する。3日、記者が現地に入ると幹部が集まる施設周辺は交通が厳しく規制されるなか黒塗りの車が出入りし、地元関係者は「江沢民、胡錦濤元総書記らはすでにここに来ている」と話した。
国営新華社通信によると4日、…
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朝日新聞国際報道部