日本最北の百名山・利尻山(標高1721メートル)を背に、天皇、皇后両陛下は4日、特別機を降り立った。利尻島は周囲約60キロ、人口約4600人の小さな島。在位中最後の見通しとなる離島訪問の地で、両陛下は大勢の島民と観光客、そしてさわやかな潮風に迎えられた。(奈良山雅俊、島康彦

 利尻空港で子どもたちの出迎えを受けた後、両陛下は「ウニ種苗生産センター」を視察した。利尻島の基幹産業は漁業。中でも甘みの濃いエゾバフンウニは10年前の洞爺湖サミットの晩餐(ばんさん)会でも使われた利尻コンブと並ぶ島の特産だが、一時期の乱獲や水温上昇などによる環境変化で大きく資源を減らした。

 利尻町は約40年前、バフンウニの養殖事業を始めた。その後、人工的に受精させて稚ウニを育て、いまは毎年400万粒の稚ウニを放流している。漁業者は200人あまりで、この約30年で7割近く減ったが、放流事業もあって1人あたりの水揚げ量は増え、所得増につながっている。

 説明役を務めた宮田秀彦・利尻…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら