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 85歳の現役ピアニスト、フジコ・ヘミングさんの日々を約2年にわたって追ったドキュメンタリー映画「フジコ・ヘミングの時間」(小松荘一良(そういちろう)監督)に、島根県安来市でつくられた鉄製の燭台(しょくだい)が登場する。皿の透かしからもれる、ろうそくの柔らかな光で生まれる美しい投影が、ヘミングさんの世界を彩る。

 燭台を制作したのは、鍛冶(かじ)工房弘光(広瀬町布部)の鍛冶職人、柘植由貴(つげゆうき)さん(43)。燭台の皿部分の鉄板に小さな穴をいくつもあけて透かし模様をつくるデザインは、柘植さんのオリジナルだ。星形や花形の模様になるよう、鉄に点線状に穴をあけながら火で焼く作業では、穴が伸びすぎて穴同士がつながってしまったり、穴が小さすぎて縮みすぎたりしないように気を遣うという。

 「作品が映画に登場するなんて照れくさい感じ」と、はにかんでいた柘植さんだが、小松監督のインスタグラムには「アンティークかと思った」という感想も寄せられており、「そんなふうに見られてうれしい」と言う。

 この燭台は4年ほど前、工房の…

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