[PR]

 来年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の主人公の1人で、1964年東京五輪招致に尽力した浜松市出身の故田畑政治氏を顕彰する展示が4日、古橋廣之進記念浜松市総合水泳場で始まった。長男で元NHK理事の田畑和宏さん(78)から提供された写真や記念品を交え、功績を紹介している。来年12月29日まで。無料。

 田畑氏は1898年に浜松の造り酒屋に生まれ、新聞社の政治記者に。その傍ら郷里や日本の水泳の強化に情熱を注ぎ、浜名湾游泳(ゆうえい)協会や日本水泳連盟を設立。古橋氏を世界に送り出し、東京五輪組織委員会事務総長も務めた。

 オープニングセレモニーには鈴木康友市長や日本水泳連盟の青木剛会長、浜名湾游泳協会の藤原靖久副会長らも出席。和宏さんは「父の世代は戦争に対する罪の意識があり、スポーツで戦後の日本の信頼を回復すべきだと考えたのではないか」と語った。(大島具視)