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 東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と日米中や北朝鮮など27カ国・機構が、安全保障問題などを話し合うASEAN地域フォーラム(ARF)が4日、シンガポールで開かれた。北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は朝鮮戦争の終戦宣言が行われない限り、次の非核化措置を取らない従来の姿勢を強調。一方、日米などは経済制裁の履行を訴えた。

 ARFは、多国間の協議に加わることが少ない北朝鮮も例年、参加している。米国のポンペオ国務長官は会議冒頭の記念撮影の際、李氏に近づき、両氏は笑顔で握手して言葉を交わした。ただ、本格的な会談は開かれなかった。

 李氏はフォーラムでの演説で米国に対し、制裁強化を求める声の高まりや、終戦宣言をめぐる消極的な姿勢を批判。9月9日の建国70周年記念行事に各国が高位代表団を送らないよう、米国が圧力をかけていると反発した。

 そのうえで、「我々だけが一方的に先に動くことは絶対にない」と強調。北朝鮮が望む「新たな朝米関係の樹立」「朝鮮半島の平和体制構築」と、米国が求める「朝鮮半島の完全な非核化」「米兵の遺骨発掘と送還」を、同時に段階的に履行すべきだとした。

 ただ、6月の米朝首脳会談で合意した共同声明を守る考えも述べた。「我々は、いつにもまして平和的環境を必要としている」と指摘し、米朝対話を継続したいとの考えを示した。

 ポンペオ氏は、フォーラムに先立つ記者会見で、北朝鮮が非核化を実現するまで、「圧力の継続が重要だ」と主張。各国に対し制裁の着実な履行を訴えた。

 一方、米国のソン・キム駐フィ…

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