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 バドミントンの世界選手権は4日、中国・南京で各種目の準決勝があり、日本勢は過去最多の3種目で決勝に進んだ。

 3年ぶりに出場した男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は、ノーシードのダレン・リュー(マレーシア)を2―0(21―16、21―5)で下し、五輪、世界選手権を通じて日本男子で初の決勝に進出した。男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)も台湾ペアを下し、銀メダル以上が確定した。

 女子ダブルスは前回銀メダルの福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)が米元小春、田中志穂組(北都銀行)を2―0で下し、2大会連続で決勝に進んだ。初出場の永原和可那、松本麻佑組(同)はインドネシアペアをストレートで破り、決勝進出。決勝は日本ペア対決のため、1977年の第1回で優勝した栂野尾悦子、植野恵美子組以来の日本勢の優勝が決まった。

 女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)は、前回優勝の奥原希望(日本ユニシス)を3日の準々決勝で破ったシンドゥ・プサルラ(インド)に0―2(16―21、22―24)で屈した。3位決定戦がないため、銅メダルとなった。

完勝の桃田、格上とは戦わず決勝へ

 日本男子初の決勝進出を決めても桃田は淡々としていた。マレーシア選手のスマッシュを粘り強く拾いながら、相手のミスを誘う展開。第2ゲームは11―5から10連続得点で試合を決めた。本来当たるはずだったシード選手が2人欠場し、格上と戦わないまま決勝に駒を進めた。5日の決勝は世界ランク3位の地元・中国の石宇奇が相手。「すべてのプレーがトップレベル。我慢強く戦いたい」