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 濃厚な味わいが特徴の「ギリシャヨーグルト」。たんぱく質が豊富で腹持ちもいいことから支持を広げ、種類も増えてきました。健康志向の人だけでなく、おやつや食事の代わりにしたい人にも好評です。

 JR大阪駅の商業施設「ルクア大阪」に入る食品売り場で、乳製品コーナーの目立つ場所を陣取るのがギリシャヨーグルトだ。仕事帰りの人が、サラダやオーガニック食品と一緒に買っていくという。運営する阪急オアシスの粂田直人さん(26)は「ヘルシーなのが人気で、売り場の定番になっています」と話す。

 このヨーグルトは、通常のヨーグルトを布などで漉(こ)して水分を減らしたもの。たんぱく質などの成分が濃縮されているのはこのためで、2千年以上前、古代ギリシャの遊牧民が保存食としていたのが起源という。

 日本では2011年、森永乳業の「パルテノ」が先陣を切った。水分をとばすだけでは食感がパサつくという点を2年かけて解決。独自技術でみずみずしさを残しつつ、クリーミーに仕立てた。その後、ダノンジャパンが「オイコス」で参入。乳業メーカーやコンビニエンスストアも自社商品を出すなどし、市場が活気づいた。

 健康志向の高まりで、日本でもヨーグルトの売れ行きは拡大する。国内の市場規模は4千億円弱と推計され、このうちギリシャヨーグルトは100億円ほどだが、国内での歴史が浅いだけに「まだまだ伸びる」(関係者)とみられる。

 とくに高齢者や妊婦は、たんぱく質が不足しがちになる。今春に参入した明治は、「脂肪分ゼロ」を掲げる。低カロリーでも効率よくたんぱく質が摂取できるというのが売りだ。「ヨーグルトで栄養をまかなうという習慣を定着させたい」(同社広報)という。(米谷陽一)

3倍濃縮 クリーミーに

 森永乳業の「濃密ギリシャヨーグルト パルテノ」は、なめらかな舌触りとクリーミーな味わいが楽しめる。たんぱく質などの成分を通常のヨーグルトよりも3倍濃縮。プレーンやブルーベリーソース入りなど7種類ある。プレーン(砂糖不使用)は100g入りで、141円。

濃厚でも脂肪分ゼロ

 明治の「ザ グリーク ヨーグルト」は脂肪分をゼロに抑えながらも、濃厚でなめらかな口溶けを実現した。ビタミンCが豊富な「5つの果実」、鉄分が豊富な「ブルーベリーミックス」、「プレーン」の3種類がある。いずれも60~70kcal。各100g入りで140円。

夏限定 トロピカルグアバ

 ダノンジャパンの「オイコス」は季節限定のフレーバーが売りだ。この夏に出ている「トロピカルグアバ」は、さわやかな甘さが特徴。人工甘味料や着色料を使わずに脂肪分はゼロとした。110g入りで170円前後。レッドスーパーフルーツミックスなど計7種類がある。

ギリシャ人監修 本場の味

 湯田牛乳公社(岩手県西和賀町)の「ga・ra(ガラ)ギリシャヨーグルト・プレーン」は、県産生乳を使い、ギリシャ人監修のもと本場の味を再現した。限定生産。同社のサイト(http://www.yudamilk.com別ウインドウで開きます)などで買える。400g入り649円。

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主なメーカーの商品を選びました。8月1日時点のキッチン&マーケット ルクア大阪店の店頭価格や、各社の想定価格。税抜き(きりとりトレンド)