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 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で5日開幕した第100回全国高校野球選手権記念大会で、3年連続の出場となる山梨学院の選手たちが堂々とした行進を見せた。「山梨学院」のプラカードを掲げた西宮市立西宮高校の鈴木萌子さん(2年)に続き、甲子園の土を一歩ずつ踏みしめた。

 「選手のみなさんにとって、開会式は思い出に残る大事な日。しっかり行進しなくては」と臨んだ鈴木さん。緊張をほぐしてくれたのは、山梨学院の選手たちだった。開会式が始まる前、「緊張しますか」などと話しかけられたといい、「明るくて元気の良いチーム。6日の初戦は応援に来るので、ぜひ頑張って欲しい」と激励した。

 清水陸選手(3年)は北杜市の小学校の文集に「甲子園に出場する」と書いた。目標が実現し、「あきらめず野球を続けてこられてよかった。とてもうれしい瞬間だった」と振り返った。母の亜紀さん(38)はスタンドから見つめた。「うまくいかない時、何と声をかければいいか分からないこともあった。全力で練習に取り組み、この場に立てたことが誇らしい。仲間と思い切りプレーしてほしい」と話した。

 開会式終了後、選手たちは西宮市内の別の球場に移動し、ノックや打撃練習で調整した。清水雄登主将(3年)は「試合を楽しむ気持ちを大切にし、初戦を戦いたい」と意気込みを語った。

 山梨学院は大会2日目の第1試合で高知商と対戦。6日午前8時に試合開始予定だ。(市川由佳子)

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