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 函館大学が4日、「金森赤レンガ倉庫群」など市を代表する観光名所に近接する同大のベイエリア・サテライト(北海道函館市末広町)に、イスラム教徒(ムスリム)の礼拝所を開設した。増え続けるムスリム観光客への「おもてなし力」を向上させようとの試み。きっかけは同大の女子学生が高校時代に経験した外国人観光客の通訳ボランティアの活動だった。

 礼拝所は、サテライトの建物1階部分にある学生用作業場の一部を利用した。祈禱(きとう)スペースは真ん中をパーティションで区切って男女別々とし、大きさはそれぞれ4平方メートルほど。床にはじゅうたんを敷き、壁にはイスラム教の聖地メッカの方角が示されている。礼拝前に手足などを清める「ウドゥ」ができるよう、トイレも改良した。土・日曜の午前10時から午後5時まで、誰でも利用できる。

 発案したのは、2年生の高野美紗さん(19)。高野さんは遺愛女子高生時代に外国人観光客の通訳ボランティアを経験。その際、函館は観光都市ながらムスリムの受け入れ態勢が遅れていると感じていたという。ムスリムは1日に5回礼拝することになっており、それは旅行中でも変わらない。しかし、函館市内には函館空港国際線ターミナルの搭乗待合室にしかなく、出国手続きをしなければ利用することができない。「通訳ボランティアのときでも、函館に来たムスリムは、お祈りをするためにクルーズ船を降りないこともあった」と話す。

 そんな問題意識から、大学では…

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