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 山形県内は5日から6日にかけて、前線が上空に停滞した影響で記録的な大雨に見舞われた。9地点で、観測史上最多の24時間降水量を更新し、地域によっては停電や浸水、土砂崩れなどの被害が出た。

 山形地方気象台によると、24時間の降水量は金山町金山で312・5ミリ、最上町瀬見で309・5ミリ、真室川町差首鍋(さすなべ)で299・0ミリを観測。それぞれ、8月の平年1カ月分の降水量を上回った。

 東北電力によると、鶴岡市や酒田市など12市町村で延べ4890戸が停電。85世帯273人が住む戸沢村蔵岡では排水ポンプが停電で動かなくなり、約70世帯が床上・床下浸水した。地元の消防署員や消防団員らがゴムボートを使い、80人を救助した。

 県などによると、戸沢村と新庄市では水道管が破損し、計約380世帯が断水した。国土交通省山形河川国道事務所によると、最上町と戸沢村の国道47号、舟形町の国道13号で土砂崩れが発生し、一部区間が一時通行止めになった。

 JR東日本山形支店によると、9日まで山形新幹線の山形―新庄駅間で運転を終日見合わせるという。