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 2020年東京五輪出場を目指しているプロボクシングの元世界王者、高山勝成(35)=名古屋産大=が6日、日本ボクシング連盟を相手取り、自身のアマチュア登録を求めて日本スポーツ仲裁機構に仲裁を申し立てた。

 高山は連盟の山根明会長から「プロ(経験者)は認めることができない」などとアマ転向を拒まれている。4月に話し合いを求めて「調停」を申し立てたが、連盟が拒否。そのためどちらの言い分が正しいか第三者の判断を仰ぐ「仲裁」を申し立てた。日本オリンピック委員会(JOC)は加盟団体に対し、仲裁申し立てがあった場合は必ず受け入れるよう規定で定めている。

 申立書では社会人男子ライトフライ級、またはフライ級競技者としての登録を求めるほか、競技者登録や大会における選手選考の基準を明確に定め、公表することを要求している。高山は「次世代に向け、選手ファーストのボクシング界になってほしい」と話した。

 アマを統括する国際ボクシング協会(AIBA)は16年リオデジャネイロ五輪からプロ出場を解禁しており、複数のプロ選手が出場。しかし日本ボクシング連盟は「教育の一環であるアマはプロとは別」というスタンスを変えていない。