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 熊本県八代市の中村博生市長が八代市立病院の入院病棟(66床)を来年3月末に廃止する方針を表明したことに対し、病院がある宮地地区を中心とする市民が「存続を求める会」を結成し、市内全域で署名運動を始めた。9月の市議会に存続の請願か陳情を署名簿とともに提出するという。

 同会は先月22日から署名運動を始めた。9月議会に間に合わせるためには署名期間が約1カ月しかないが、同会代表世話人の1人の塩崎重則さん(73)は3日に開いた記者会見で「反響がすごい。できるだけ署名数を増やして、廃止の方針を覆したい」と話した。

 中村市長は市立病院が赤字続きで市の財政負担が大きくなることを理由に、入院用の65床を市内の熊本総合病院と氷川町の八代北部地域医療センターに引き継ぐことを決めた。「存続を求める会」は「市立病院がなくなると、終末期の患者の受け入れ先がなくなる」などと訴えている。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(村上伸一)