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 名古屋市の河村たかし市長は、東山動植物園(千種区)の新たな目玉として、世界最大級のトカゲでインドネシア固有種のコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)の導入を目指す方針を示した。8月下旬に現地の動物園を自ら訪ね、借りられるよう働きかけるという。

 コモドオオトカゲは全長3メートル、体重60キロ以上にもなり、大型の哺乳類も餌にする。河村市長は「インドネシアの国宝と言われ、強さのシンボル。子どもさんに見てほしい」と述べた。

 ただ、コモドオオトカゲは絶滅危惧種のため繁殖や研究目的以外の輸出入が規制され、レンタルにはインドネシア政府の許可が必要だ。市の担当者は「具体的な交渉はこれから」としており、実現は未知数だ。

 コモドオオトカゲは上野動物園(東京都台東区)や円山動物園(札幌市)にいたが、2010年を最後に国内では飼育されていない。一方、静岡県河津町の爬虫(はちゅう)類専門の動物園イズーが2頭を借り受ける覚書を現地の動物園と交わし、現在最終調整中という。(関謙次)