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 トヨタ自動車の創業者、故豊田喜一郎氏(1894~1952)が同社で3人目となる米国自動車殿堂入りを果たしたことを記念する式典が6日、愛知県豊田市の本社であった。関係者ら約100人が集まり、国内自動車産業の礎を築いた喜一郎氏と仲間らの功績をしのんだ。

 式典では長男の豊田章一郎名誉会長(93)が「起業家としての創業期の功績が、自動車の母である米国から高く評価された。大変光栄なことでうれしく思っている」とあいさつ。喜一郎氏は「自動車はみんな部下や仲間がやってくれた」と話していたといい、志を支えた多くの仲間に感謝していたことを紹介した。

 孫の豊田章男社長(62)も「先人の方々が、日本の未来のために当時は不可能とされたクルマづくりに挑戦したからこそ今の私たちがある」と述べ、次世代のために創業メンバーの志を継承する決意を語った。

 トヨタは今回の殿堂入りに際し、章男社長が一人二役で自ら扮する喜一郎氏にインタビューする映像もウェブ上で公開している。