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 東京都西東京市は6日、市立田無小学校の校庭から銃砲や刀、訓練用の手投げ弾など約2900点が見つかったと発表した。管理棟の移設工事のため校庭を掘削した際、発見されたという。爆発などの危険はないといい、自衛隊が手投げ弾や銃砲弾を回収した。

 市によると、工事初日の7月27日、業者が校庭南側を掘り下げていたところ、深さ約2メートルから銃や刀などが大量に出てきた。8月3日までに銃砲約1400点、刀剣類約1200点、訓練用手投げ弾8個、銃砲弾302個が見つかり、すべてさびていたという。この期間中は学校開放を中止しており、子どもたちはいなかった。移設工事は改めて行う。

 田無小は1873(明治6)年創立。1925(大正14)年、現在地に校舎がつくられた。近くにはかつて、国内有数の軍用機メーカー「中島飛行機」の工場があり、周辺には軍関連工場が数多くあったという。

 銃が埋められていた部分の土は、校庭の他の土と色が異なっていたという。銃や刀は旧日本軍のものとみられるが、市教育委員会の掛谷崇・社会教育課長は「戦後に埋められた可能性もあるが、いつ誰が埋めたのかはわからない。なぜ小学校の庭にこれだけ大量に埋めたのか。今後調べる必要がある」と話した。(平岡妙子)