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(7日、高校野球 高岡商4―1佐賀商)

 下位打線も打撃が鋭い。それが高岡商の強みだ。

 先制となる本塁打は、7番井林だ。五回2死、低めの直球を中堅へ。右手でガッツポーズをつくった。

 同点に追いつかれた直後の七回は、1死から連打などで満塁とすると、井林の内野ゴロが敵失となって勝ち越し。続く8番田嶋は、145キロ直球をはじき返して、右越え二塁打。さらに2点を奪う。中軸でつくった好機を下位が生かした。

 田嶋は「投手が頑張っていたので助けたかった」。エース山田が、六回途中に両足のけいれんで手当てを受け、7回1失点で降板していた。チームの危機を切れ目のない打線が救った。

 昨夏の初戦は、東海大菅生に1―11で大敗。貧打に泣いた悔しさがあった。だから冬場に一人ひとりが計6万回、バットを振り込んだ。マシン打撃では150キロの速球を打ち返した。

 迎えたこの富山大会、全5試合で2桁得点。井林は打率4割1分2厘、田嶋は3割6分8厘を記録した。

 吉田監督は「好球必打でいく。今年は手応えがある」。打のチームに生まれ変わった勢いを、甲子園に持ち込んだ。(吉田純哉)

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