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 日本と韓国のジャーナリスト志望の学生が集う「ジャーナリストを目指す日韓学生フォーラム」主催の催し「語り継ぐ―韓国・朝鮮人被爆者問題」が7日、広島市南区の市留学生会館であり、元市長の平岡敬さん(90)らが講演した。市民や学生ら約100人が参加した。

 平岡さんは、戦時下を過ごした朝鮮半島で見た日本人による朝鮮人への差別に触れ、ジャーナリストを目指す若者たちに「弱きを助け、強きをくじく記者になってほしい」と語った。

 アジアへの加害と日本の植民地支配に初めて言及した1991年の平和宣言にも触れ、「広島の核廃絶や平和への思いを世界に届けるためには、まず謝らなければいけない」と話した。

 被爆者で在日韓国人2世の李鐘根(イジョングン)さん(89)は、自身が被爆した南区の荒神橋で被爆体験を話した。ソウルの大学生全振栄(チョンジニョン)さん(23)は「朝鮮半島にいる被爆者の問題は、私たちが伝えていかないといけない」と話した。(大滝哲彰)