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(7日、高校野球 近江7―3智弁和歌山)

 今大会注目の好打者、智弁和歌山の林が甲子園を去った。「3番・三塁」で先発し、3打数1安打、打点なし。高校通算49本塁打の実力は披露できなかった。「自分がチャンスを潰した。最後まで自分の感覚をつかめなかった。責任を感じます。全国制覇したかった」

 好機でバットが湿った。一回1死二塁では内を突かれ見逃し三振。「そのコースのボールが頭になかった」。先行のチャンスを逸した。

 1点を追う五回は1死一、三塁で打席がまわってきた。タイミングの合わないチェンジアップで徹底的に攻められて、空振り三振に終わった。「対応しなくてはいけなかった」

 三回と九回は四球、七回は1死から右前安打を放つもホームを踏むことはなかった。

 昨夏の甲子園でもクリーンアップを担い、今夏の和歌山大会では打率4割1分2厘を記録し、2年連続で全国出場を果たした。「最後は甲子園で終われたので後悔はないです。やりきりました」。その目に涙はなかった。

 今後の進路については、「まだ何も考えていない」と答えた。小さい頃から夢に描くプロ選手を目指して、野球を続ける。

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