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ナガサキノート10年 記者再訪

 漫画家の西山進さん(90)が7日、福岡市南区の入院先から、北九州市戸畑区で開かれている自作の作品展会場に駆けつけ、被爆体験を語った。

 胃がんを2016年に手術した。肺も弱り、酸素吸入器が手放せなくなった。車いすがなければ遠出ができなくなり、講話は以前のように1時間は難しい。今春90歳を迎え、「被爆者がいなくなったら、被爆の実相をどう伝えていけばいいのか」と不安そうに話すことが多くなった。

 この日は、自身の被爆体験を描いた紙芝居を準備していたが、「これをやると、感情がこもるので、くたびれるんです」。だが、ひとたび紙芝居をめくると、ほとばしるように語った。

【3Dで特集】ナガサキノート あの日、人々の足取り
1945年8月9~10日に爆心地数キロ圏内にいた人を中心に約150人について、証言から推測される足取りを地図上に再現しました。一人ひとりの証言が読めます。

 この10年ほど、「ナガサキノート」の取材をはじめ、私は西山さんの話を何度聴いたことか。

 1942年春、国民学校高等科(現在の中学校)を卒業し、長崎市の三菱重工業長崎造船所へ。戦艦「武蔵」の建造が大詰めだった。次第に戦況が悪化し、資材不足から大きな船は造られなくなった。

 45年8月9日、爆心地から約…

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