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 砂の中で孵化(ふか)したウミガメの子は人工の孵卵(ふらん)器でかえった子よりも走る速度や泳ぐ力が勝っていることが、高知大総合研究センター海洋生物研究教育施設(高知県土佐市)の研究で分かった。生後すぐにみせる砂の中からはい上がる行動が、生存競争を生き抜く運動能力の向上につながっていると推測する。

 研究したのは、同大大学院総合人間自然科学研究科1年の小坂将さんと指導教員の斉藤知己准教授(海洋動物学)。

 ウミガメは砂の中で孵化した直後、「フレンジー」と呼ばれる興奮状態になり、砂浜から一目散に海へ向かう。さらに外敵に見つかりにくい沖へ活発に泳いでいくことが知られている。これに対し、小坂さんらは孵卵器でかえった子ガメの中にフレンジーをほとんど示さない個体があることに着目し、比べた。

 アカウミガメの卵を昨年6~7月に仁淀川河口の海岸で採取し、砂の中と孵卵器で15個ずつ孵化させた。砂は専用の容器に詰め、その中で深さ30センチの場所に卵を置いて砂浜と同じ環境を再現した。

 陸上で3メートルのコースを走…

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