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 群馬大学医学部付属病院で手術後に患者が死亡した事故で、遺族と病院関係者らが医療安全を話し合う「患者参加型医療推進委員会」について、委員の遺族らは6日、委員会の一般公開などを求める要望書を提出した。

 医療推進委は、6月に初会合があったが、冒頭以外は非公開とされたため、遺族は委員会の公開や、定期的な開催などを要望してきた。

 この日は、6月に要望し協議してきた項目のうち、病院側が難色を示してきた会議の一般公開と議事録全文の公開について重ねて要望した。また、委員会の提案に対する病院の対応状況をホームページに公開することや、委員長、副委員長のうち1人を医療事故に遭った患者や家族にすることなども追加。委員会規程の修正案も示した。

 委員の遺族と弁護士らは、要望書を病院側に手渡した後に会見を開いた。遺族の小野里和孝さんは「公開することで、閉鎖的な体質を脱することにもなる」。木村豊さんは「色々な目で見られることが大事。改善していることを示し、オープンな体質を目指すためにも一般公開が必要」と話した。

 要望書を受け取った群大病院は「ご遺族のみなさまと協議しながら対応していきたい」とコメントしている。

 

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(篠原あゆみ)