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 ホテルやショッピングセンターなどの公共トイレに設置されている「ハンドドライヤー」は不衛生ではないかとする研究結果を、米コネティカット大学などの研究グループが米専門誌に発表した。

 ハンドドライヤーは、手洗い後のぬれた手に風を吹き付けて乾燥させることから、衛生的だと思われてきた。しかし、トイレの室内を漂う細菌を吸い込んで、洗った手に吹き付けることになるという。

 欧米では近年、こうしたハンドドライヤーの「負の側面」について報告する研究が相次いでいる。報道も盛んで、使い捨てのペーパータオルのほうが衛生的だとして、双方を設置しているトイレも多い。

 日本でもハンドドライヤーを使うのを控えた方がいいのだろうか?

 国内大手メーカーの広報は「手の汚染につながるような多量の細菌を吹き付けることはない、と考える」と反論する。空気中に浮遊している細菌の数は少なく、心配ないとの主張だ。

 一方、欧米大手は、高性能フィルターで細菌を除去できるとする新型のドライヤーを投入するなど、抜け目なく売り込みをしている。(松尾一郎)