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 滋賀県愛荘町出身で、愛知県東部の「枝下(しだれ)用水」開削に私財を投じた西沢真蔵(1844~97)の子孫が9日、愛荘町立歴史文化博物館で開催中の特別展「真蔵と枝下用水―水神になった郷土の偉人」を訪れた。

 真蔵は現在の愛荘町野々目に生まれ、家業の麻布や綿布の販売から財を成した。1883(明治16)年から始まった枝下用水の開削に参画。資金難に苦しむ工事に、家業を傾けてまで資金を入れ続けたという。

 枝下用水は現在も約1500ヘクタールの農地を潤す。恵みを受けた人々は完成を記念した神社に真蔵を「水神」としてまつり、愛知県豊田市内では今でも顕彰行事が続いている。

 特別展に向けて、用水を管理す…

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