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 6月の大阪北部地震で大阪モノレールの台車内部に損傷が見つかった問題で、1編成の台車枠も変形していたことがわかった。運行する大阪高速鉄道が8日にあった被災状況の第三者検証委員会の初会合で明らかにした。

 同社によると、地震の影響で、大阪モノレールの全21編成のうち11編成で台車内部の車輪の間にあるゴム製の緩衝材にずれが見つかっていた。台車枠の変形が見つかったのは地震で緊急停止し、最も損傷が大きかった1編成(4両)のうちの1両。台車枠が許容値より約5ミリ外側に開いていたという。地震後の点検で見つかっていた。

 変形したまま走行していないが、同社は「脱線など直ちに影響はないが、台車内部にも損傷があり、安全は担保できない状況だった」としている。

 大阪モノレールは6月18日朝の地震発生直後から運転を見合わせ、23日にいったん全線再開したが、24日から再び運休。通常ダイヤに戻ったのは30日だった。

 検証委は大学教授らで構成し、耐震化や点検、復旧方法などを検証し、来年3月に結果を取りまとめる。