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 覚醒剤の粉末を電子たばこ用のリキッドに混ぜて使用したとして、電子たばこ一式を熊本県警が押収していたことが9日、県警への取材でわかった。県内では初の事例で、全国的にもきわめて珍しいという。

 電子たばこは、ニコチンや香料などを含む液体「リキッド」を専用の容器に入れて加熱し、気化した蒸気を吸うもの。

 県警は3月に県内の男を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで、4月には県内の女性を同法違反(所持)の疑いで逮捕した。その後の調べでこの男女が、それぞれ市販のリキッドに覚醒剤の粉末を混ぜ、蒸気を吸引したと供述。県警が関係先を捜索して、電子たばこ一式を押収した。使用済みリキッドの容器の内側から、覚醒剤の成分が検出されたという。(清水優志)