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 補助犬と一緒に暮らしませんか――。和歌山県は、障害がある人の生活を支える補助犬を、希望者に無償で貸し出す。募集期間は24日まで。

 補助犬は、盲導犬や聴導犬、介助犬の3種。訓練を経て、国の指定の法人などが認定する。身体障害者補助犬法では、交通機関や公共・民間の各種施設に対して、補助犬の同伴を拒んではならないと定めている。県内では7頭が活動しているが、近畿2府4県の中では最少。県によると、補助犬の訓練所が県内になく、県外で訓練を受けなければいけないことが一因という。

 県は2003年度から毎年希望者を募っている。事業を通して、障害のある人の社会参加を促進することに加え、補助犬の育成につなげる狙いもある。

 対象は、県内に1年以上居住している人。施設に入所せず地域で暮らし、補助犬を適切に管理できることが求められる。盲導犬は視覚障害1級、介助犬は肢体障害1級、聴導犬は聴覚障害2級以上の身体障害者手帳を持っている人。募集人数は1人だが、夫婦2人とも障害がある場合などは2人での応募も可能。

 希望者は居住している市町村に書類を提出する。生活状況などの調査・審査をへて候補者が決まる。候補者は補助犬の訓練事業所で補助犬と一緒に訓練を受け、問題がなければ補助犬を貸し出される。問い合わせは県障害福祉課(073・441・2533)。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(土井恵里奈)