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 信州総文祭で全国から集まる高校生のアイデアを借りて、長野・諏訪地方の魅力的なCMを――。放送部門で10日、そんなコンペがあり、都道府県ごとの45チームが同日昼までに制作した30秒の作品を上映した。審査員特別賞に輝いたのは、新潟県。会場の爆笑を誘った、その作品とは。

 条件は、一度は必ず現地を訪れてロケをすること。

 新潟県立新潟高校と長岡工業高校の放送部のチームは、縄文時代の黒曜石採掘跡が多数ある下諏訪町の史跡「星ケ塔黒曜石原産地遺跡」を舞台に選んだ。

 CMでは、マンガに出てきそうな大きな骨付き肉が切れずに困る縄文人風の女性が登場。男性がやってきて黒曜石を差し出す。

 「切れ味、加工しやすさ抜群!縄文のヒット商品、産地直送でお送りします」

 会場で最も笑いをとったこの作品は、入念に準備したものだった。両校は5月に町立諏訪湖博物館や遺跡を訪れ、下調べ。台本作りが得意な新潟高が「黒曜石というキーワードを強く出す」(杉谷航平部長)筋立てを考案。産出した黒曜石が全国に供給されたことを「産地直送」の言葉に込めた。

 「自分たちだけでは考えつかな…

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