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 萬古焼(ばんこやき)など各地の焼き物を擬人化した江戸時代中期の大人向けの絵本が、現代風に翻刻された。萬古焼の創始者といわれる沼波弄山(ぬなみろうざん)の生誕300年の今年、三重県四日市市立博物館が図録を作成。230年前の江戸の人々に萬古焼がどのように受け入れられたかを知る貴重な本だという。

 翻刻したのは、市立博物館学芸員の廣瀬毅さん(53)。絵本の存在を知ったのは約20年前だが、4年前に国立国会図書館のデジタルコレクションで公開され、閲覧や利用が自由になったことで翻刻を開始。仮名書き部分に漢字を当て、解説をつけるなどして、今年7月に完成させた。

 絵本は1788(天明8)年に出版された「書雑春錦手(かきまぜてはるのにしきで)」。当時流行していた「黄表紙」と言われる種類の本で、大部分が仮名書き。話し言葉がそのまま書かれている。ダジャレなどがふんだんに使われ、吉原などの花街のしきたりなどが描かれている。

 登場人物はすべて焼き物の名前…

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