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 ずっと守られてきた文化財が次々と散逸している。どうやって未来に継いでいくのかを、文化財と関わりの深い笑い飯の哲夫さんと考えた。

わらいめし・てつお 奈良県生まれ。西田幸治さんとの漫才コンビ「笑い飯」で10年にM―1グランプリ優勝。仏教関連の著書がある。15年から奈良国立博物館文化大使。

 ――仏像がお好きですね

 奈良や平安時代の仏さんを、応仁の乱や太平洋戦争などの戦禍の中で先人が守ってきた。そして、拝んで心を浄化したり、自分を見つめ直したりしてきた。その重みが好きなんですよ。それを盗んだり、なくしたりしてはいけない。

 ――きっかけは

 仏像よりも仏教全般なんです。子どもの頃、月命日に家に来はるお坊さんのお経に、かっこええ節があるなあと興味を持ちました。けれど、お経好きの子どもとか気持ち悪いやろうなと思って誰にも言えなかった。高校で先生から仏教の話を聞き、独学でいろいろ調べるようになりました。

 ――お気に…

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