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 福岡市の居酒屋チェーンの男性店長(当時53)が勤務中に急死したのは過労が原因だったとして、福岡中央労働基準監督署が労災と認定した。7日付。店長のいとこがネットで公開した過労死を告発する漫画が話題となっていた。

 遺族が昨年12月に労災申請していた。遺族によると、福岡市西区の「わらわら九大学研都市駅店」の店長だった男性は昨年6月、開店の準備中に倒れ、致死性不整脈のため亡くなった。遺族側代理人の松丸正弁護士によると、労基署は3カ月間で月あたりおおむね80時間の時間外労働があり、店長としての精神的負担もあった、と認めたという。

 遺族側は長時間労働の根拠として、男性のスマートフォンに残されたGPSの位置情報の履歴を提出していたが、労基署は出退勤記録や店員からの聞き取りなどを基に、労災と認めたという。

 「わらわら」を経営するモンテローザは「真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努めて参ります」とコメントを出した。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(伊藤繭莉)