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 戦時中の千葉県市川市などの写真を展示した「平和を見つめる写真展」が10日、同市大和田の市文化会館で始まった。出征兵士と見送る人々、空襲直後の市街地などが写っており、実行委員長の写真家、田中正文さん(58)は「人々の複雑な表情を見て、戦争を感じてもらいたい」と話す。12日まで。

 田中さんは、平和の大切さを知ってもらおうと、2015年から戦争に関する写真展を開催。自身が国内外で撮影した戦争遺構を中心に展示してきた。

 今回は、市川市民が戦時中の様子を撮影した写真を含む計約70点を展示。田中さんが昨年取材した、沖縄で動員された90代の元少年兵5人が体験を語る映像のほか、ひめゆり学徒が戦場で運んだ一斗だるの重さを体験するコーナーもある。

 入場無料。午前10時から。11日は午後6時、12日は午後5時まで。(長屋護)