秋篠宮妃紀子さまと長男悠仁(ひさひと)さまは10日、広島市の平和記念公園を初めて訪れ、原爆死没者慰霊碑に拝礼した。悠仁さまは11歳でお茶の水女子大付属小学校の6年生。夏休みの学習の一環として私的に訪れた。

 グレーのポロシャツ姿の悠仁さまは紀子さまと慰霊碑に向かって深々と拝礼。その後、広島平和記念資料館で遺品などの展示を約1時間にわたり見て回った。悠仁さまは、溶けて変形したガラスびんを興味深そうに触っていたという。また、原爆の子の像で鐘を鳴らしたり、近くに捧げられた千羽鶴を眺めたりする場面もあった。続いて近くのホテルで、7歳の時に被爆した女性から体験談を聞き、「ありがとうございました」と話したという。

 秋篠宮ご夫妻は悠仁さまが折々に戦争について学ぶ機会を設けてきた。悠仁さまはご夫妻とともに2013年に沖縄県、16年に長崎県をそれぞれ初訪問し供花などをした。昨夏には紀子さまと東京・小笠原諸島を訪れて戦争の痕跡を巡ったほか、今年7月にはご夫妻と都内の戦傷病者史料館を訪れた。(多田晃子)