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(10日、高校野球 レジェンド始球式)

 プロ野球史上、最も多い3021試合に出場した谷繁元信さん(47)。甲子園での試合も数知れない。「でも、覚えているのは横浜時代に優勝を決めたときとか、3、4試合。高校時代は、もう30年も前なのに昨日のことみたい」

 島根・江の川(現石見智翠館)の捕手として69、70回大会に出場した。2年夏は4打数無安打で初戦敗退。「全国のレベルを教えられた。自分がうまくなったきっかけをつくってくれた球場」。3年夏は島根大会の5試合すべてで計7本塁打を放ち、甲子園でも28回大会の松江中(現松江北)以来となる島根勢の8強進出に貢献した。

 高校に入ったときは投手だった。「クビになってね。それ以来、僕が行くときはピンチのときくらい」というマウンドからの投球は、外角低めのストライク。「投手の基本はアウトコース。あそこに投げていると、そう長打は打たれない」。捕手視点からも納得の一球だった。(山下弘展)

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