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 安全性に問題があるブロック塀がある学校が全国に1万2千校以上あることが、文部科学省の調査で明らかになった。各地では撤去など対応が進むが、人手不足などを理由に遅れている地域もある。

 東京都荒川区立瑞光(ずいこう)小のプールサイドには、長さ約50メートルのブロック塀が立っていた。道路にも面し、基礎部分を含めると高さは3メートル超。強度不足は確認されなかったが、予防として撤去を決め、7月下旬から工事が始まった。このため、夏休み前半の水泳指導は中止となった。津野澄人校長(48)は「今年は特に暑いので、プールを楽しみにする子どもたちもいたが、安全を最優先に考えた」と話す。

 通学路を変えた学校もある。愛知県豊川市の市立桜木小学校ではプールサイドのコンクリート板の壁が通学路に面していたため、大阪北部地震があった6月18日の下校の時から道路の反対側を通るようにした。同校は「ブロック塀ではないが、万が一の危険性を考えた」と説明する。

 自治体によって、対応のスピードに差も出ている。千葉県は523の公立学校で、ブロック塀の安全性に問題があった。県教委は県立学校159校で、ブロック塀の詳細な調査を実施しており、盆明けにも撤去や改修工事を始める。担当者は「通常業務もあり、技術職員のマンパワーが足りない。一日も早く対応を終えたい、としか言えない」と話す。

 文科省によると、国公私立すべ…

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