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(10日、高校野球 日大三16―3折尾愛真)

 折尾愛真の主将松井は「甲子園は力以上のものを出せるというけど、出せない場所でもあった」と声を落とした。北福岡大会は6試合で10本塁打など67安打と打ち勝ってきた。その持ち味を発揮できなかった。

 一回に上地の左犠飛で先手を取ったが、結局、中軸が1安打に終わって迫力不足。奥野監督は「序盤の大量失点で力んでしまった」。

 6本塁打を放って乗り込んできた野元は九回の三振が心に残った。「追い込まれてからの球がすごかった。ストライクと分かっていても振れなかった」と、伝統校・日大三の貫禄に脱帽した。

先発左腕・小野、1アウトしか取れず

 折尾愛真の先発左腕、小野は1アウトしか取れなかった。先頭の金子を変化球で一ゴロに。だが、この後から大乱調。4連続四死球に、二つの暴投も絡む。三塁打を浴びたところで交代した。先発した北福岡大会決勝も二回途中で降板しており、調子が戻らなかった。「相手の圧力ではなく、自分で崩れた。いい状態で甲子園に来たかった」と泣いた。

 ●奥野監督(折) 「初の甲子園で子どもたちには感謝の気持ちでいっぱい。よくやったと思う。これからもフルスイングにはこだわっていく。変えるつもりはない」