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 11日午前8時25分ごろ、滋賀県草津市志那町の農業用排水路で「人体の一部のようなものが見える」などと、ランニング中の40代男性から110番通報があった。県警は首などが切断された遺体と確認し、死体遺棄容疑で草津署に捜査本部を設置した。

 遺体は首下から腰までの胴体部分で、年齢や性別は不明。身元につながる遺留品なども見つかっていないという。遺体は腐敗が進んでおり、死後数日ほどが経過しているとみられる。胴体に着衣はなく、目立った外傷はなかったという。県警は、傷口の状態などから鋭利な刃物のようなもので切断されたとみて死体損壊容疑も視野に調べている。

 県警は同日夜、胴体の発見場所から南西約350メートルの葉山川ののり面で、腰から膝下(ひざした)までと人体の一部とみられる複数の部位を発見。関連を調べている。

 現場は琵琶湖の東約800メートルの水田地帯。排水路は幅約8メートル、水深約1メートルで、遺体は排水路の木製の柵に引っかかるような状態で見つかったという。遺体の周辺で目立った血痕が見つかっていないことから、県警は何者かが別の場所で遺体を切断し、遺棄したとみている。

 近くに住む60代女性は「60年近く住んでいるが、こんな事件は(今まで)なかったので驚いた。不安だ」と話していた。