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 川の生き物や安全な川遊びを在日外国人に知ってもらう「川遊び体験教室」が11日、愛知県清須市の庄内川であった。ブラジルやフィリピン、ベトナムなどから来日した家族約80人が参加。カニやウナギを捕まえて遊んだり、そうめんを食べたりして交流を深めた。

 愛知淑徳大の小島祥美准教授(教育社会学)の研究室と、庄内川を調査研究する「川の研究室」(代表・間野(あいの)静雄さん)が主催した。近年、流れが速い日本の河川の特徴や危険性が在日外国人に伝わらず、水難事故が起きていることから、通訳を交えて参加者に安全な川遊びを学んでもらった。

 座学後は、河口から14キロ上流の庄内川の浅瀬で、ライフジャケットを着た子どもたちが網で川の生き物を捕まえた。小学1年の片岡カリナ美季さん(6)はバケツを手に「カニ、エビ、ウナギをとったよ!」。生き物の様子を観察した後、川に帰した。大府市に住むブラジル国籍の佐野シルビアさん(49)は、「川のルールを知るだけでなく、色んな人たちと一緒になる機会ができてうれしい」と話した。(斉藤佑介)