[PR]

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画で名護市辺野古の海に土砂が投入されるのを前に、建設断念を求める県民大会が11日、那覇市の奥武山(おうのやま)陸上競技場であった。台風接近で雨が降るなか、主催者発表で7万人が集まり、急逝した翁長雄志(おながたけし)知事を追悼するとともに、辺野古に新たな基地は造らせないという意思を改めて示した。

 初めに参加者全員が、8日に亡くなった翁長氏を悼んで黙禱(もくとう)した。壇上には、翁長氏がかぶる予定だった、大会テーマカラーのブルーの帽子が置かれた。知事の職務代理者の謝花(じゃはな)喜一郎副知事はあいさつで、国が17日にも土砂投入を始める予定で、県が埋め立て承認の撤回の手続きを進めていることに触れ「知事の強い思いを受け止め、我々も毅然(きぜん)として判断していく」と述べた。

 大会は、翁長氏を支えてきた社民、共産などの政党、市民団体などでつくるオール沖縄会議の主催。大会に合わせ、東京や大阪、名古屋でも集会やデモ活動があった。