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 群馬県の防災ヘリコプター(乗員9人)が墜落した事故で、航空自衛隊のヘリコプターは11日午前5時、乗員の救助と捜索のため、百里基地(茨城県)を離陸した。この日も天候が悪く、現場上空で1時間ほど待機した後、ヘリから隊員3人と機材を下ろし、現場で一夜を明かした隊員5人と合流して救助活動を再開した。

 事故では10日、墜落した機体の周辺で8人を発見し、ヘリで2人を搬送したが、死亡が確認された。その後、5人の隊員がヘリから現場に降下。陸路でも県警や自衛隊などが現場に向かったが、悪天候で途中で引き返し、隊員5人はそのまま現場にとどまっていた。

 11日午前7時、乗員2人をヘリに収容して搬送。機体に挟まれるなどして動かせない状況の乗員も4人いた。15分後、山道を2時間かけて上がってきた自衛隊や県警、消防の計約160人が現場に到着。ヘリで運び込んだ油圧カッターを使って機体の一部を切断したり、スコップで周囲を掘ったりして救助を進めた。

 午前8時過ぎ、行方不明だった1人を発見。ヘリで次々と搬送し、午前11時11分、最後の2人がヘリに収容され、現場を離れた。