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(12日、高校野球 浦和学院9―0仙台育英)

浦和学院・渡辺勇太朗投手

 昨秋、キャッチボールをしていた時のこと。「このフォームがしっくりくる」。大谷翔平(現エンゼルス)のまねをしていてピンときた。そこからは動画サイトとにらめっこ。シャドーピッチングを重ねた。コーチからも「将来は大谷くらいの投手にならないと、な」と励まされた。

 この日は先発して6回3安打無失点。直球の球速は自己最速タイの149キロを記録し、スライダーも切れた。「直球が走っていたので緩急をつけられた。甲子園は投げやすかった」

 190センチの長身を生かし、左足を上げ、テイクバックから胸を張るところ、かの“二刀流”にそっくり。「スムーズな体重移動を一番参考にしています」。そこまでくると打撃にも期待が膨らむが、地方大会では1割4分3厘。しかも、右打者。ただ、捕手の畑は言う。「勇太朗さんは、左打ちの打撃フォームも大谷にそっくりなんです」。たいした観察眼だ。(堀川貴弘)

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