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 競泳のパンパシフィック選手権は12日、東京・辰巳国際水泳場で全種目が終わった。4日間で8種目12レースに出場した東京・淑徳巣鴨高3年の18歳、池江璃花子(ルネサンス)は、個人では女子100メートルバタフライで金メダル、女子200メートル自由形で銀メダル。リレー種目でも二つのメダル獲得に貢献した。これまで手の届かなかった主要国際大会のメダルを四つ手にし、2020年東京五輪に向けて弾みをつけた。

 「もう力が残っていないんですけど……。みなさんの声援のおかげで、最後力を出せました」

 12日、今大会12レース目となった女子400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得した池江は振り返った。

 9日の200メートル自由形決勝で主要国際大会初のメダルに輝いて勢いに乗ると、11日の100メートルバタフライでは自身の日本記録を0秒15縮めて優勝。「観客のみなさんの声援が多くて、泳ぐのが楽しい」。連日スタンド最上段まで埋まった会場を沸かせた。

 高校1年で出場した16年リオデジャネイロ五輪の女子100メートルバタフライで、予選、準決勝、決勝と3回日本記録を更新し、注目を集めた。だが、主要国際大会でのメダルは遠かった。17年世界選手権では最も得意な100メートルバタフライで6位。「ダメダメです」と泣いた。

 それでも、冬場の泳ぎ込みを経…

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