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 徳島市の夏の風物詩「阿波踊り」が12日、開幕した。長年主催してきた市観光協会が累積赤字で破産手続き中で、市と徳島新聞社などが実行委をつくって主催する初の開催となった。実行委は利益を優先し、約40年続いてきた伝統のフィナーレを中止させるなどの改革に踏み切った。こうした方針に、人気の阿波踊りグループ(有名連)の団体が反発。13日に独自にフィナーレの演舞を開催すると表明した。市側は「雑踏事故のおそれがある」として阻止する意向を示しており、混乱が予想される。

 12日開幕直前の夕方、市役所内であった実行委で、14の有名連でつくる「阿波おどり振興協会」が市中心部で「総踊り」を計画しているという情報が報告された。委員長を務める遠藤彰良市長が「雑踏事故につながりかねない」と口火を切ると、委員からは「守らない場合はペナルティーが必要ではないか」と続けた。その後、振興協会と所属連に、総踊りの自粛を求める3度目の通知を送った。

 総踊りは、4カ所ある有料演舞場の一つ南内町演舞場で、15日までの期間中、連日最後の30分間に行われるフィナーレの演舞。1970年代半ばに始まったとされ、2007年公開の映画「眉山」のクライマックスシーンにも取り上げられるなど、徳島市の阿波踊りの代名詞でもある。複数の有名連の踊り手約2千人が一斉に踊る姿は、観光客らにも人気が高い。

 だが、実行委は、総踊りで南内…

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