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 2016年4月の熊本地震でオリなどが被災し、避難していた猛獣5頭が10月に熊本市動植物園(熊本市東区)に帰ってくる。避難先の動物園での彼らの生活は――。

 大分県宇佐市の九州自然動物公園アフリカンサファリでは、オスライオンの「サン」が、群れの中で悠々と座っていた。

 サンは08年、アフリカンサファリ生まれ。15年に熊本に「婿入り」したが、相手のメスライオンがその後死亡。ひとりぼっちになったところで地震に遭った。

 その上、ネット上では「ライオン放たれた」とのデマが拡散。アフリカンサファリの獣医師・神田岳委さんのところにも、問い合わせが相次いだ。だが、ネットのライオンの写真を一目見て、「『サンじゃない』とわかった」という。

 うわさはすぐにおさまったが、神田さんは「不幸が続いている上に、あまりにもかわいそうだと感じた」という。サンは、同年代のオスの集団に、問題なく受け入れられた。熊本では狭いオリにいたせいか、太り気味だったが、大分でスリムになった。

 サンは結婚相手としてメスライオン「クリア」とともに熊本に向かう。神田さんは「今度こそ、熊本で幸せになってほしい」と話す。

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