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 スターになるなら、東京より地元が近道? 吉本興業が4月、お笑い芸人を養成する「吉本総合芸能学院(NSC)」の福岡校を設けたが、明日のスターを夢みる若者の中には、あえて東京ではなく、地元での活躍を目指す人も。福岡で長く活動し、全国区の人気者になったコンビ「博多華丸・大吉」の成功例もあり、「まずは地元で成功を」という意識の変化があるようだ。

 「観客が100組続けて見ても、その中で印象に残るコンビでないと。ボソボソやったら終わりだよ」

 今月5日、福岡・中洲であったNSC福岡校の稽古。4月に入学した生徒たち12組が、「ネタ見せ」と呼ばれる漫才などの実演に挑戦。大阪から招かれた構成作家による指導を受けた。

 福岡校では現在、1期生32人が週1回、発声やトークなどの稽古を受けている。その中には、地元九州での活躍を目指す若者が少なくないという。

 佐賀市でアスパラガス農家を営む山口翼さん(23)も、その一人。「アスパラは生活の糧にも、芸人としての個性にもなる。畑から通える範囲で活動したい」

 福岡出身の吉本芸人の出世頭と言えば、博多華丸・大吉。1990年に福岡吉本に所属して以来、地元で芸を磨くこと15年。2005年に東京に拠点を移すと全国区でブレークした。

 博多大吉さんはそんな経験を踏まえ、昨年刊行のムック本「文芸芸人」への寄稿で、「地方在住者のアドバンテージがあったから……奇跡的に芸人だけで食えるようになれた」として、▽ライバルが少ない▽舞台に立てる▽テレビ出演のハードルが低い、など五つの利点を挙げている。

 実際、福岡校の生徒数は、東京…

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