[PR]

 サッカーのイングランド・プレミアリーグ、ニューカッスルに加入したFW武藤嘉紀が11日のトットナム戦で開幕デビュー後、初舞台の感触や今後の意気込みを語った。

 ロシアW杯と同じ背番号13を背負い、後半36分から出場し、シュートも放った。「特に緊張もなく、自分のプレーが出来た」。過去の経験が平常心につながった。「W杯で少し高ぶってしまったこともあるし、ブンデスリーガのデビューもすごく高ぶったけど。たぶん次に緊張するとしたら、欧州チャンピオンズリーグじゃないですか」

 さらに「緊張しないのは心の準備ができて自信があるということ。その自信が過信にならないよう、結果を出したい」と語った。

 合流して3日での出番だった。チームメートの顔と名前も一致しない。「全く分からない。覚えようとはしていますけど」と苦笑した。

 3季過ごしたマインツ(ドイツ)ではリーグ戦66試合で20ゴール。満足感はないという。「この3年間は全然うまくいかなかったし、けがにも泣かされてつらい思いもした。自分が納得のいく結果をドイツで出せたかと言われたらそうでもないかもしれないけど、自分を欲してくれる監督が現れてここに来られたことはうれしいし、だから期待に応えたい」

 「ここで満足もしていないし、まだまだ上位のクラブもある。26歳なので、これが最後のチームというわけでもない。またステップアップできるよう結果を出したい」

 チームメートとの意思疎通を円滑にするために、英語の家庭教師に週3、4回ついてもらうという。生活面については吉田麻也(サウサンプトン)らプレミアリーグ所属の先輩からアドバイスを受けている。

 「やっぱり気候じゃないですか、怖いのは。冬は早く暗くなる、気持ちが落ちちゃうというのは皆が言っている。やっぱり明るい家に住んで、家族と楽しく。結果が出れば心の余裕も出てくると思う」(ニューカッスル=稲垣康介)