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 自民党は1955年の結党以来、そのほとんどで政権の座にあった。そのトップを決める総裁選は事実上、首相を選ぶ選挙であり、激しい権力闘争が繰り広げられてきた。

 今回の総裁選は安倍晋三首相と石破茂・元幹事長の2人の立候補にとどまる公算が大きい。現職に挑戦者が立ち向かったケースは9回。立候補制導入後、現職首相との一騎打ちは過去に例がない。

 過去の例を見れば、総裁選は圧倒的な現職優位といえる。首相は内政外交を通じて日々、国民の目に触れるうえ、内閣改造や党役員などの人事権や選挙での公認権を持つなど強大な権力を握っているためだ。現職が敗れたのは、大平正芳氏が現職の福田赳夫首相を破った1978年の1回に過ぎない。

 総裁選での「激突」が、遺恨を…

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