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 自宅にいながらハンバーガーを注文、決済し、行列に並ばず店で受け取る――。日本マクドナルドがスマートフォンのアプリを使った新サービスの試行を東京都内の一部店舗で始めた。客の利便性を上げ、店内の混雑緩和も狙う。改良を重ねて全国に広げたい考えだ。

 7月末から8月26日まで「明治通り新宿ステパ店」(東京都新宿区)などの3店舗で「ベータテスト」を実施中。従来のアプリで住所を首都圏に設定している人が対象で、参加するにはアプリから応募する。当選すると新アプリ「マクドナルドモバイルオーダー」をダウンロードできる。

 アプリでは、受け取る店やメニューの品目を選び「カートに追加」する。店舗の近くまで来るとGPS機能が検知。客が画面で「チェックイン」すると、ほぼ同時に店内で調理が始まり、クレジットカード決済する。店内のモニターに注文番号が表示されたら商品を受け取る仕組みだ。

 今後は、利用者の意見をもとにアプリの改良を進めるという。

 事前注文はほかのファストフードチェーンが先行する。モスフードサービスは2015年にほぼ全店で「モスのネット注文」を始めた。クレジットカード決済ができ、全国の約1300店舗で受け取れる。日本ケンタッキー・フライド・チキンも15年に「KFCネットオーダー」を始めた。いずれもマクドナルドと違い、事前に受取時間を設定するのが特徴だ。(高橋末菜)