力士引退後に「自らが関与していた」と八百長を告発する書籍を刊行した大相撲元小結板井の板井圭介(いたい・けいすけ)さんが14日に亡くなった。62歳だった。

 大分県出身。突き押しが得意で実業団を経て角界入りし、序ノ口から三段目まで当時最多の26連勝を記録した。引退後、2000年に日本外国特派員協会の講演で「八百長があった」と自ら関わった例を挙げて告白。同年、現役時代のことを書いたとする暴露本を出版した。08年には週刊現代の記事を巡る裁判でも証人として出廷し、自らが「八百長をした」と証言した。